制作依頼いただいたお客様をインタビューしました!
ののじ様はアイデアいっぱいのツールが多いですが、
どうやってそのアイデアをカタチにしているのですか。
開発のポイントは「当たり前」を見直すことにあります。
すべてのモノを「本当にこれでいいのか?」と見直すと、意外と他の形のほうが良かったなんてことがあるんです。
発明には3つの段階があり、第一段階は「こうすれば使い勝手がよくなる」と思いつくこと。ですが、世の中にはないものだから実際につくると欠点があったり、量産ができなかったりと、当然難点が出てきます。
そこをクリアすることが第二段階です。第三段階は「モノを構成する要素を一つ一つ分析していくこと」で、これがお客様が必要とし、且つ“売れるモノ”を作ります。
「素材は本当に金属でいいのだろうか?」とか「もっと力を入れなくてすむのでは?」などの『発想の飛躍』はここで起こるんです。
人間が道具に合わせてきたんだ、とわかる瞬間でもあります(笑)
販促バッグを制作しようとしたきっかけは何ですか?
以前はデモンストレーションなどのイベントで、商品やカタログをお客様に渡す際に紙袋を使用していました。
使い捨ての紙袋はエコではないですし、普段使いもできて弊社の宣伝も兼ねられるエコバックの制作を試みました。
販促バッグを実際に手にしたお客様の反応はどうですか?
販促グッズとしてパッケージを組んで店頭に並べたり、イベントやECサイトでのおまけグッズとして使っていますが、凄くいいですよ!
小さいお子さまがいるママイベントを開催した時、当社オリジナルキャラクター“ののちゃん”をプリントして、ぬりえができるバッグとして使ってみたんです。
元々とってもカラフルなキャラクターなので、子どもが真似して色を塗ったバッグは、自分だけの素敵なオリジナルバッグになります。イベントのお土産としてママもお子さんにも喜んで持って帰っていただきました。
また「刺繍しました!」なんてサンキューメールが届いたこともあります。
予想以上なお客様の『発想の飛躍』もあって、本当に制作してよかったと思っています。
北上産業とのやりとりで印象に残っている事などはありますか?
同じ横浜の企業さんなので、これをご縁にキッチンツールの社内デモンストレーションをさせていただきました。
北上産業さんは女性スタッフが多いので、おすすめ簡単レシピのサラダを実演しながら、お昼の追加おかずとしてみなさんで楽しく食べることができました。
社長からは「この刃はどういう仕組みになっているのかな」など質問されるところが、さすが職人さん目線だなぁと思いましたよ。
今後も色々な販促グッズを作りたいと思っているので、また相談させてください!